一昨日の水曜、お林展望公園を友人と歩いていて、
「昔はここに見事なサボテンが沢山あって、野鳥園もあって、望遠鏡で伊豆諸島を望めたんだよ。
入り口の滝もちゃんと水が流れていてさ、遊具もあって、よく遊びに来たんだよ。」
という話を聞かせて貰いました。
そこから派生し、荒井城址公園やその他町に点在する小さな公園の話に。
互いに小さな子供を持つ母親の為、子供の遊び場問題には敏感です。
真鶴町は高低差が多く、ウォーキングには最適な町です。
山も海もあり、気温や香り、生息する生き物に至るまで、この小さな町の中でも場所によって多様な表情を見せてくれます。
本当に興味深く、面白い地域だと感じています。
一方で、平地が少ないため、子どもたちが自由に遊べる十分な遊具のある公園や、誰もが利用しやすい開かれた公園は、残念ながらほとんどありません…。
お林展望公園なども、よりよい運営の形をまだまだ模索できる余地があるのではないか?といつも考えていますが、この公園は駅や学校から距離があり、子どもたちが自分の足だけで遊びに行くには、正直言って難しい場所にあります。
限られた資源の中であっても、安全に、そしてダイナミックに遊べる環境が、今後さらに必要になると感じています。
同時に、例年の夏の酷暑を踏まえると、屋内の遊戯施設の整備も重要な課題です。
特に、私同様未就学の小さなお子さんを育てている方々の声を聞くと、暑い日は小田原市やもっと遠くの市町村まで、室内遊具のある遊び場を求めて移動されているよう。
小学生以降の居場所の会議は盛んに行われ、実際に町や民間事業者、民間有志団体の方々などが様々な取り組みをされていますが、乳幼児の居場所と親御さんのサポートに対する議論はかなり少ない印象です。
私にできる事はないか?どのような案が現実的なのか、まだまだ考えて行きたいと思います。
この日のお林展望公園(パークゴルフエリア・展望エリア・コミュニティ広場エリアからなる)コミュニティ広場は、除草剤散布の日でした。
美しい芝生を維持するために、私たちが知らないところで働いてくださっている方々がいます。
この町の美しさも現在見えている課題すらも、「誰かが人知れず守ってきた町の姿だということを忘れてはいけないな」と、思います。
その上で、それでも必要だと感じることは声を上げ続けて行きたいと思っています。
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