(※事務所と看板設置の経緯についてはお話しの中で触れさせていただいているものの、詳細をご質問いただく事が多いので、続けて次のブログ
'公式住所と看板について。そして、私からのお願いです。'
にて記載させていただきました。
長くなりますので、ご興味がある方はお読みください。)
本日、おそらく多くの町の皆さまにとって身近な場所だろうという事務所の横に、看板を設置することができました。
やはり……ドキドキするー!!というのが本心です。
「普通のお母さんなのに」という思いと、
「声を聞かせてくださる町の皆さんが少しでも増えるなら」という思いとを、いまだに行ったり来たりしていますが…
とにもかくにも、私の思う私よりずっとずっと公の存在になっていくのだろうな、と、身の引き締まる思いです。
ドキドキはしているものの、看板としては、とっても素敵に仕上げていただいたと思っています。
政治活動用のチラシ同様、今回も町内のデザイナーさんが私の思いを200%汲んでくださり、原案で出した以上の素晴らしいものに仕上げてくださいました。
真鶴町の海と空と大地のイメージ。
とにかく町と自然に馴染む色を選びたかったので、チラシ『堀あんなからの手紙』の色をそのまま採用しました。
そして、新たにホームページのテーマカラーでもある、元気な 'みかんオレンジ' は入れたいな、とお願いしました。
( 'みかんオレンジ' は、私とデザイナーさんのこのオレンジを呼ぶ時の通称です。笑)
キャッチフレーズは、政治家であろうとなかろうと、ずっと私のテーマになるだろうと思う、'傾聴' にしました。
町の声を広く聞き続ける事が、普通の私に出来る最大のミッションだと思っているからです。
長野県で生まれて、わかりやすく都会に憧れた田舎の女の子が、思春期に海外と東京を経由し、縁あってこの真鶴の地に暮らすようになりました。
これまで何度も引越しを繰り返し、 その度に「ずっとここに居るのだろうか?」という違和感が生まれては、新たな居場所を探していました。
(実は、真鶴町に来るまで賃貸物件の更新をしたことがほとんどありませんでした。)
真鶴へ来て、ずっと望んでいた子供まで授かり、地域の中で私の人生も子供の命も育んでいただいて早数年。
「真鶴のどこが好きなの?」と、引越し以来何度も聞かれてきました。
もちろん、温暖な気候、趣味のお散歩には最適な多くの坂や背戸道、人と人との距離、静かな夜と海に映る月の道…好きなところは沢山あるのですが、 コレ!と言葉にすると、どれも足りない気がしてしまいます。
ただ私の感情が、とても強く強く、「この人生をこの町で生きたい」と私自身に訴えて続けている、という事に尽きる気がします。
「やっと出会えた」 そんな感覚で、真鶴町で生活させていただいています。
ここからは、私にとってはそんな町への恩返しの時間です。
私1人でできる事は多くはありませんが、沢山の思いとお声に力をいただいて、
「子供だけでも、老齢者だけでも、事業者だけでもなく、あまねく町の皆様が '町の未来は明るい!' と感じられるような活動」にしたいと思っています。
その為には仲間が必要です。
町を回っているといつも、「あなた一人なの?」「大きな力を味方につけないと難しいよ」などと言っていただきました。
どなたもお優しいなぁと嬉しくなるのと同時に、必ずお伝えする事があります。
「活動を応援してくださるという個人の方々は居らっしゃいます。とてもありがたいですが、それが特定の組織となってしまうと、いらない対立に繋がったり、私にとって本当の事(良い・悪い含む)が言えなくなる可能性がありますので、それが町のためになると思えないんです」、と。
私は、普通の町民ですので、後ろ指をさされたり不思議な噂を聞いたりすると、ごくごく普通に悲しいと感じます。
家族に対する心無い噂を伝聞した時には、「今の私の行動は、本当に町や子供の未来を作る事に繋がっているのだろうか?」と不安に感じた事もありました。
それでも前へ進もうと思えるのは、何も持たない私のような人間に、
「考える力や行動力を活かして政治活動をして欲しい」
「この町の未来をお願いします」 などと言ってくださる方々が、今もいらっしゃるからです。
仲間が必要、でも、まだ表立って「仲間です!」と言っていただける方はいらっしゃらない、それが現状なのかな?と思っています。
何度も何度も同じことばかりお伝えして恐縮ですが、本当の事や本当の思いは、全て私の中にあります。ただその自分に真っ直ぐに、これからも活動していきたいと思っています。
だからこそ、直接お話する機会がとても大切だと感じます。
他の方の文章を読んでいても、行間を読む事を心がけてはいますが、「なぜその考えに至ったのか?」を文章で理解する(伝え切る)のは至難の業です。
かと言って、直接お会いしてもほんの数分では表面上の表現しか受け取る事ができないかもしれません。(私の能力の問題です。)
私をよく知っていただき、町の方をよく知りたい。
そういう意味でも、看板に掲げた '傾聴' を、これからもずっと大切にしていきたいと思っています。
私は、町の中で政治活動をされている他の皆さんについても、同じように思っています。
町をより良くしたい!と思って活動している方々は、私にとっては勝手に '仲間' だと思わせていただいています。
この'勝手に'というのがとても重要で、ご本人は望んでいないかもしれないし、何を偉そうにと思われてしまうかも知れないし、純粋にご迷惑かもしれない。
人の心を推し量ることは非常に困難です。
そんな事を言うと、わかりやすく「え、ライバルでしょ?」「あなたは甘いよ」なんて言われる事もありますし、見方によってはそうなのかもしれませんが…
それでも、私はずっと応援し続けると思います。
「一緒に町を良くしてください!」「仲間に入れてください!」というのが本心なので、仕方がないのです。
そうでしか在れない、と、今もよく感じます。
これからも都度ドキドキしながら、一生懸命私なりに前に進んで行きたいと思います。
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