先日のお話会や、直接お話が叶う方に尋ねられた場合にはその都度お話させていただいて来ましたが、今日の立看板設置にあたり、こちらでも書かせていただければと思います。
(出来る限り正確に伝わるよう、かなり長い文章となっています。
ご興味がある方はお付き合いいただけると幸いです。)
まず、
・こちらの事務所が私の政治活動の拠点の住所となっている点について
です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この場所は町有になる可能性があったものの、計画が白紙に戻り、現在は土地、建物共にそれぞれ別の方の所有となっています。
民間所有の性質上、それぞれ所有者のお名前は伏せさせていただきますが、本来の経緯と違う憶測が流布されていると耳にし、私や家族にとっても地主さんや家主さんにとってもプラスであると思えなかった為、あえてこちらのブログでも触れさせていただこうと決めました。
いきなりの余談で恐縮ですが、真鶴町内では初となる公共施設でのカフェを計画したときも、事実とは異なる憶測が流れました。
町へ公共施設の遊休スペースの活用方法として要望書を出す形でお話が始まり、完全自己資金での設備設置計画だったため、法律上は入札や公募が必要な案件ではなかったものの、町の皆様が納得できるだろうという流れにしていただいたのですが…
あまりにも酷い風評の流布が続いたため断念したという経緯があります。
半年以上の仕事を抑えた準備期間と、仕入れていた店舗機材や建築資材が全てマイナスのまま手元に残りました。
元々ボランティアに近い事業計画でしたが、'町の皆さんが気軽に居続けられる場所を作りたい' という思いや '公共施設の再活性化' という夢が消えたわけではないので、そちらに関しては形を変えてこの政治活動の中で再計画ができればと思っています。
お話会の 'あんなカフェ' は、そんな思いも込めて命名しました。
本題に戻りますが、直前のブログ
で触れさせていただいた通り、看板を設置した事務所の場所は真鶴町の中での活動の見える化に最適な為、是非政治活動の拠点としてお借りしたいと思いました。
新たに家主となった方個人にお願いをし、賃料をお支払いする形でお借りできることになり、大変ありがたく感じています。
他にも政治活動の拠点として賃貸をお願いしている場所がありますが、そちらは話題になっているとは聞きませんので、主に立看板を立てたこの事務所の家主さんとの関係性について気になっている方が多そうだと感じています。
町の中で精力的に働かれている方だからでしょう。
私は常々、「出来る限りフラットでいたい」と思っています。
'覆水盆に返らず' で、言動や行動には知性が必要だと、肝に銘じています。
(それでも後悔する事ばかりです。。まだまだ人として成長していきたいです。)
実際に、「行政の中で働かれている方にとっては耳が痛いだろうな」という町の声をすでに多々お伝えさせていただいていますし、逆もまた然りです。
良いことは良い、進めていただきたい!と声を上げていきます。
この場所をお借りできた事への感謝の気持ちは、「'本当に町を良くする'という意味で必要だと思う声をしっかりお伝えする事」でしかお返し出来ないと感じますし、家主さんもそれを望まれていると思っています。
自宅にしなかった理由については、
「女性やお子さんがいる方は自宅の住所にしないほうが賢明だよ」というようなお声を聞いたり、私自身が調べた所で同意見が散見されたからです。
もちろん自宅のご近所さんは私の政治活動を認知してくださっていますし、町の方との日常会話の中で住んでいる場所についてのお話をする事はよくあります。
ただ、真鶴の中での会話の方向性は、現代的なプライバシー保護の観点からは少し外れているように感じられます。(それが良い作用を生む時と、残念な伝聞になる時とがあるように思っています。)
法令を遵守する事を考えると、時と場合によっては詳細をお伝する事は差し控えさせていただく場合もございますので、ご理解いただけますと幸いです。
次に
・立看板についてのルール上の説明と想いについて
です。
政治活動用の看板を立てる場合には、立てられる枚数が決まっています。
'町'の場合、個人の方は4枚、後援会のある方は8枚までと決まっています。
(他にも細かい条件はありますが、ここでは割愛させていただきます。看板を立てるか否かも個人の自由です)
また、政党看板とは条件や許可の種類が異なりますし、選挙用看板とも異なります。
このあたりが誤解の多いところだと思います。
私はいまのところ後援会が設立される予定がありませんので、町の中に4ヶ所、政治活動用の立看板を立てたいと思っています。
こちらも一つ前のブログに記載した通り、「顔と名前を知って貰えることで、少しでも町の方の声を聞けるチャンスが増えるなら…」という思いからです。
本心を言うと、自分の顔が町中に張り出されるなんて…と、かなり複雑な思いです。
今日は一日中落ち着きません。
これはごくごく普通の感覚だと思います。
喜んで立てられるようなメンタルタフネス(精神的な強靭さ)は残念ながら持ち合わせていませんが、それを出来る限りマイルドな私なりの言い方にすると「ドキドキする」という表現になるのです。(苦笑)
それに、個人の政治活動用の看板を立てるという事は、立てさせていただく側にとって以上に、立てようとしてくださる側にとって大きな決断だと思いますし、私も既に何箇所かは 「遠慮したい」とお伝えいただいています。
当然ですよね。
他人の顔と名前が大きく載っている看板を所有する物件に立てたいと思う方が、どれほど居るでしょうか?
事務所は私の活動の起点となる場所ですので、一番最初に立てさせて貰える事になりましたが、残りの3枚は…そして風評は…と考えると、かなり憂鬱になりました。
本当に凡人だなぁ、と自分でも思います。
それでも、これからもお願いをして回るつもりですし、「応援したいよ」「立てていいよ」と思ってくださる方がいた場合には、是非お声がけください!
何処かに立看板を見つけた時には、「家主さんは勇気を持って手を上げてくれたんだな」と、皆さんにも感じていただけたら嬉しいです。
誰かの政治活動に関わるという事は、それほど大きな負担だということを理解しているつもりです。
・さいごに
皆様にひとつ、私からお願いがあります。
これは私に限ったことではなく、公の仕事に従事する方に対するご意見の全てに共通することですが、'伝聞した事が事実かどうかは、ご本人に訪ねてみていただけたら嬉しい' ということです。
難しい時もあるかとは思いますが、その方の好き嫌いは別として、「ご本人を目の前に口にするのが憚(はばか)られるようなことは、事実とは異なる可能性がある」と、私は考えています。
政治活動をしている人間も、1人の人間です。
皆さまと同じ、1人の感情ある人間が、相当な勇気を持って(時に私のように大いに右往左往しながらも)「なにかを変えたい!」と公言している状態です。
是非温かい目で、でも、忌憚ないご意見をご本人へお届けいただけると嬉しいです。
本日は以上になりますが、私に対する疑問・質問はいつでも、どんな形でも受け付けております。
話題の性質上、堅苦しいブログになってしまいましたが、お気兼ねなく、ご連絡いただければと思います。
「堀あんなは、何を言われようと進んでいくなぁ」
「どうやら本気で町を良くしたいと思っているんだな」
と、皆さまに感じていただけるようになるところまで、折れそうな心を都度立て直しつつ、少しずつでも進んでいきます!
それでも弱音を吐きたい時には、私の方からも是非町の皆さまに声を聞いていただけると嬉しいです。
大変僭越ではありますが、普通のお母さんからのお願いでした。
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