選挙のお話。

前回のブログ更新時は、参議院選挙の選挙戦真っ只中。 

私自身の考えを書くことはありませんでしたが、続々と当確が出る中で、今感じていることを書かせていただきたいと思います。 


 まず、私自身は、かなり早め(今月初旬)には、期日前投票を終えました。


 期日前投票をする理由として、1点目は、 

子どもを産んで以来、どの選挙も「投票は期日前!と決めているから」です。


核家族の中で、ほぼワンオペのような状態で子育てをしている母親にとって、'予定'はいつも'未定'です。

急に熱を出したり、お休みにテンションが上がり過ぎて怪我をしたり…特に子供の連休は親にとっては闘いであり、「わーーーーーー!!!」と言っている間に終わります。

(きっと同じように子育てをしている方には理解していただけるはず…苦笑)

絶対に当日に行けるという保証がないんです。


「期日前投票はしないほうがいいよ」と様々な所で叫ばれていますが、'噂ではなく、国の善意を信じた形' で、私はいつも期日前投票をしています。


 3連休の真ん中に投票日を持ってきた事への批判の声も多かった今回の選挙ですが、期日前投票さえ正常に機能していれば、本来は何の問題もないはずです。 

 また、ありがたい事に、私たちの真鶴町では、毎選挙、必ず期間内の全日で期日前投票を受け付けてくれています。 

どこもそうならいいのになぁ。(地域により違いがある時点で不思議です…)


 参院選に関して言えば選挙期間(投票可能な期間)がとても長いので、非常にありがたかったです。

ただし、重い障害やどうしても家を出れない(だけど投票したい)方たちも投票できる方法はやはり必要だと思います。 

後見人を複数付けるとか、選管の派遣を事前申請できるとか。

元気に一人で動き現場へ行ける人だけが投票できるシステムというのは、根本的に問題だと思っています。 

(他にも小選挙区制とか比例復活とか特定枠の使い方だとか…現行のシステムには諸々思うところはあります。) 


 2点目は、 「感情に流されたくなかったから」です。


 ちょっと感動的な話を聞くとすぐ泣いちゃうのが、私の良いところ(?苦笑)でもあり、悪いところでもあります。 

 というわけで、私は自分の心の弱さを自覚していますので、候補者や応援の皆さんの熱弁を聞いた後では、私自身が調べた「これまでの個人や党の実績」「各党の公約から感じた事」「国政塾へ勉強へ行き霞ヶ関で見聞きした事や受け取った事」などに、疑義が生じてしまう可能性があると感じたからです。

 (ボートマッチも沢山使わせていただきました。) 


 結論から言うと、早めの期日前投票には意味があったと思います。


 ちなみに、比例は、より自分の思う抜本的な改革=選挙以前の問題 -「地方自治から国を元気にしたいという思いと実績」「国債発行ではなく既得権益を崩すことでの財源確保」「選挙と政治のシステムエラー自体の改革」を進めてくれそうな政党を求めていたので、

'維新'と'チームみらい'とを最後まで迷って、最終的に'チームみらい'に入れました。 

(どちらも完全に思考が’マッチ’しているわけではないのですが。苦笑) 


 「(政治の世界でよく言われる)数の論理ですぐには勝てなくても、動く意味は必ずある」そう信じている人間の選択肢だと思います。



 「分断を生んだのではないか?」「公然と選挙違反がなされているのではないか?」など、今後検証されていくことも多そうな今回の選挙ですが… 


 兎にも角にも、今回の参院選は、私たち国民にとって本当に大きな転機になったように思います。

失われた30年を経て、極右・極左が注目され、ヘイト活動や反ヘイト活動まで注目されるほどに、国政選挙としての意味のある16日間だった。

 少なくとも「選挙に行こう!」という、候補者や一般国民の訴えと思いが行動につながった選挙だったことは確かなようです。 

(速報値では58%近く。過去3回と比べると久々の高水準域回復と言えそう)


 本当に一歩ずつですが、その一歩が大きな一歩! 


 「政治に関係のない人なんていない」ということを私たち国民が気付き始めているのかも知れません。


 真鶴町でも同じです。 

 私自身も、町の中を歩いていて色々なお声をお聞きする中で「まずもう一度、政治を考えてみるところから始めませんか?」と声おがけさせていただいています。


 まずは自分の頭で考えてみる、悩んだり迷ったりしながら、それでも一生懸命考えた結果を民意として伝えてみる。

 時と場所によっては若干のややこしさを帯びますが、ここまではどんな方でもできることですし、実際今回の参院選ではご自身の考え方をしっかり表明する方が以前より格段に増えた印象があります。

そして「自ら声をあげるのはちょっと都合が…」という方は、私のような矢面に立つと決めた人間に、どんどん伝えていただきたいです。

 もちろん私じゃなくても構わないので、ちゃんと聞いてくださる方が町にも(国にも)沢山いるはずです。


 一人一人、みーーーーんなで! 

考えて、行動して、明るい未来を描いて行けたら嬉しいです。 

私自身は投票日の昨日、熱海で仕事をしていました。 

抜けるような青、蒼、碧。 

本当に美しい1日でした!


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