先週の土曜、第3回のお話会「あんなカフェ」が終わりました。
本当に活発な参加者の皆様の議論の中で、私の思いもお話しできる良い会になったと思います。
後半になるにつれてお得意の早口が出てしまったり、進行自体の精度だったりと、個人的にはあまり嬉しくない特徴も多く出てしまっていますが...
それでもやはり、直接お話を伺うことや、目と目を見てお話することの重要性を改めて感じる日でした。
なるべく現場の雰囲気を残したい!と動画編集していたら、なかなか時間がかかってしまいました。
(今回もなるべく参加者の皆様の声を削った30分ほどの動画です。もっともっと素晴らしいお話が沢山あったので削る必要があり残念です。)
お話会の後半質疑応答では、最も有名な噂を明確に否定させていただきました。
実はもっととんでもビックリな噂も耳にしますが、事実ではありません。
正直、「町内のエンターテイメントとして楽しまれているお話なんだろうなー」なんて感じています。
しかし、〇〇派か、そうではないか?と言う話になると、少し毛色は変わってきます。
実際に町民の方々の関心が高い事柄であると感じますし、町政を語る上でも重要なことです。
まず、本音でいうと、 「派って何なのー!みんなでいい町にしようと意見を持ち寄るんじゃダメなの?!?」 なんて思っています。
ひとまず落ち着いて(苦笑)
・政治的にお伝えする【派】 には、まず【党派】というがあります。
政党や政治団体のことで、一般的には全国的に組織されています。
(自民党とか、立憲民主党とか、そういうのですね)
私はどこの政党の党員でもなく、当然公認や推薦などもありませんから、【無所属(無党派)】ということになります。
'無所属'でも'党員'の方もいらっしゃいますから、私は完全な【無党派】です。
ただ私の活動を応援してくださってる町民の方々や地域の政治家の方々は、非常に多様な党派に属していらっしゃいます。
なので、「志に共感してくださった方が、党派の枠をこえて応援してくださっている」という、とてもありがたい状態です。
そして次に【会派】というのがあります。
これは党派を超えて組まれることもあり、議会の中で考えが似た人たちが組んだり、時に政策の一つ一つで組んだりするものですが、真鶴町の議会には会派は存在していません。
なので私含め、町内で政治活動をしている諸先輩方も皆【無会派】ということになります。
・私は小林町長派か?
結論から言うと、小林町長派だと思います。
小林町長の提言する政策に対しては、 【総論賛成、各論反対(もありえる)’】という感じです。
もう一度言うと、「〇〇派って言葉自体が苦手だし疑問…」と言う大前提の上でです。
「何十年分もの町の問題を、町民にも見えてどんどん議論を巻き起こすところまで詳らかにしてくださった」と言う意味で、小林町長に大賛成しています。
その中でも、私も「自分に都合の良いことしか言わない」という話し方…というよりむしろ'生き方'は 「誠実ではない」と感じるので、 小林町長の 「これまで誰もやってくれなかった、町の膿を次々と出してくださっている、批判を受けながらも一手に引き受けてくださっている」 という姿勢自体にとても共感しています。
私のような一般町民の不躾なお願いにも、できる限り応えてきてくださったと感じて居ます。
自分可愛さ(俗に言われる'票取り')に動いている方ではない事は、町の方にも伝わっているのではないかと思います。
小林町長は、とても勉強熱心な方です。
地頭が良いのは皆様ご存知の通りですが、何度もお話させていただく中で、「真鶴町が良くなるために」を常に考えていらっしゃる方であり、「一切の嘘偽りのない方」だと感じています。
だから「すみません、これは間違いでした」も言えるんだと思います。
小林町長が私におっしゃった、
「我々は理解されなくても30年先を見て仕事をしたいですね」
という言葉に全てが現れているように思います。
・ひとつひとつの問題や課題に対する議論はどうか?
それを思うと、私は、'私派'であり、'人類みな兄弟派'のような気がしますので、 小林さんの具体的な提案にはNOもあるでしょうし、私だけでなく町民の皆さん全員に「NOと言ってもいいですよ」という環境を作ってくださっているのも現町長だと思います。
真鶴町のような小さな町の中では革命的な事だと感じています。
'NIMBY問題'(言ってる事はわかるけど、それウチでやられたらやだなぁ)という感情に寄る話にはなりたくないものです。
政策ひとつひとつの議論は、議会の中で話されるべき事です。
民意を汲み取り、論拠と資料を持ってまず議員間で討論し、一般質問という場で首長を含む行政他、執行部と呼ばれる方々に質問すべきことを、井戸端会議の中で片付けるのは違うと思っています。
(一般質問は討論の場ではありません)
上記と同じく、町の中のエンターテイメントとしてのお話なら、全然OKなんです!
でも正式に「町を動かす」と言う意味で、政治家(町の場合は町議の方々)は皆様の意見をしっかり汲み取って、そこから'感情'だけを除き、町の未来を作る民意を議会へ届けるべきだと思っています。
これはとてつもない重責を負う仕事だと思います。
政治家ではない私ですら、毎日胃がキリキリと痛みますので、そこに対する敬意は常に持っていたいとも思っています。
・私は真鶴町が「町ひとつで大きな家族」になってほしいと、真剣に思っています。
'人類みな兄弟派' が理想の町を考えるとこうなります。
でも、これを伝えるだけでも正直反感を買います。
移住者の私、ぽっと出の私、それなのに大きな声で町の未来をもっと考えよう!と主張する私を、面白く思わない方がいらっしゃることは充分理解できます。
それでも、その上で、「大きな家族」を目指し続けます。
私の中での'家族'の定義は、
「喧嘩もする、時に嫌味も言う、感情で当たってしまうこともある、それでも困って居る時は助けたいし、本当に大切なことは話し合いたい、みんなが幸せであるように願っている」という集団のことです。
小林町長に「家族」の未来を託したあの時の'民意'は間違いではなかったと、今も感じています。
本当に口だけではなく、ずっと動き続ける方。 その一点だけでも、もっと評価されてもいいのになぁ、なんて思います。
(動けば、失敗も成功もありますもんね。 100%成功を選べる人が居たら、エジソンも真っツァオです。)
・各論ではどうなるか?
「稼ぎ方は?」「コストカットの仕方は?」という詳細、 「美術館は?」「水道代は?」「ケープ真鶴は?」「小中学校は?」「美化は?」「町有地は?」などの各論の議論の中では、賛成できない事やぶつかり合いも起きると思います。
でも真正面からぶつかる為には、まだまだ勉強が必要です。
議論から感情を排除するには、深く勉強するしかありません。
町の政治家が課題解決に真剣であればあるほど、小林町長の特性を活かした舵取りをしていただけるのではないかと期待しています。
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また、開催後のアンケートの中から、 「アンナさんの特徴がわからなかった」という意見もいただきました。
こちらもまた、とても貴重なご意見だと思います。
私としては結構伝えられたのでは??なんて思っていたのですが…思い込みって怖いですね。。。 撮影した動画を見直して、
「もっと〇〇や⬜︎⬜︎の話もしたかった…しかもこれでは伝わらないのかー!」と、また反省会でした。 (楽しんで観てやってください。笑)
そのため、以下にまとめてみます!!
ひとつひとつの議論の前に、大事なこと。
①「町民の方に、議会や議員さんの動きに注目してほしい人です」
今の真鶴町議会の中で何が起きているのかを伝えたい!と思っていますし、ぜひ皆さんにも議会の公式YouTubeを拝見したり、議会傍聴にも訪れてほしいです。
町の中での生活に直結するお話ばかりをしているからです。
②「難しいことを簡単に、わかりやすく話したい人です」
議会に注目してほしい!…と書きましたが、あまりにも言葉が難しすぎるのです。。
それを一般的な言葉に置き換えて、沢山の方にご理解いただけるように、普通のお母ちゃんは走り回ります。笑
④「'私派'じゃない方のご意見もくまなく聞きたい人です」
実際にこの数ヶ月間も、私の活動に対する応援の有無に関係なく、沢山の方のお話をお聞きしてきました。
ありとあらゆるSNSを開設したのも意見交換を行うためです。
どれだけ意見が違おうとも、「何もしない、何も言わないのが安泰なんて政治はおかしい!」と思っています。
③「とにかく足で意見を聞き続けたい、だから町中を回り続ける人です」
上記のオンラインでどれだけ発信しても、真鶴町の皆さんには伝わりません。
だから私が伺います。
これまでの町議会議員の方々に最も足りないのは「どこまでも自分の足で、どこまでも幅広く皆さんの意見を伺いに歩く」という行動だと思っています。
お話会に参加する方も、何の制限も設けません。
今回も、町内の方・町外の方・共感の多い方・フラットな方・他の政治活動をしている方など、バラエティーに飛んだ方にご参加以下だきました。 全てが貴重なご意見です。
「そんな考え方もあるのか!」と気づかせていただくことは、大きな喜びでもあります。
⑤「たとえ嫌われても、本当に真鶴町の未来にとって必要な議論をしたい人です。」
今真鶴町には、好き嫌いで判断してしまうには大きすぎる問題が山積しています。
前述の通り、一番大きな課題だと思っているのが財政の健全化です。
これが問題の'根幹’だと思っています。
「これまでの使い方が合っていたのか?今年はこれであっているのか?これからどうするのか?」をもっと追求したいですし、しなければならない問題だと思っています。
だって、'何派'であれ、「この町の伝統と文化を守りつつ、行政サービスも生きやすさも守る」という形を願わない人は居ないはずですから。
真鶴町に生きる全町民にとって、本当に本当に大切な議論です。
その上で細分化すると、'枝葉'と言わなければならない問題が山積しているのが、真鶴町の現状だと感じています。
・まとめ・
「衰退か、前進か」
「対立か、融和か」
「閉鎖か、開放か」
私は全て、後者を選びたい。
だから、その為の選択をしていきます。
私にとっては 「惚れ込んで引っ越してきた7年目の真鶴町」でも、 ここで生まれ育った方々(私の息子もそこに含まれていきます)にとってもは 「一生変わることがない故郷」です。
皆さんの、そして我が子の故郷はどこへ向かうのか、町民の皆さんのご意見をもっともっと聞いて、届けていきたいです。
'枝葉'の各論についてどう感じ、どう動こうと思っているのかは、今後のブログでもそれぞれ詳しく配信していきます!
ふぅ。 今日は本当に長くなりました。
どれだけの方が、ここまで読んでくださったのか。苦笑
お付き合いいただいた方々、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました!!
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