モノを大切にするタイプだと、思っていました。

 学生時代や20代前半の頃は、それなりに流行を追っていましたが、 

「人にどう映るか?」より「自分が心地よいと感じるか?」を大切にするようになってからは、

「私ってなんか色々長持ちだなー!」 なんて思って来ました。 


 携帯電話やパソコンが最新の製品である必要は感じませんし、 お洋服は ’なるべく長く飽きずに着られるもの’ を基準に選んでいます。


 自宅も築70年程のお宅の内側だけをリノベーションしつつ住んでいて、数年前に息子さんたちとの同居の為お引っ越しをする事になったご近所さんにいただいた、(その方の初任給で買ったという)年代物の鏡台が我が家の主役です。 
新居には置くスペースがなく、壊さなくちゃいけなくなる所だった!と、とても喜んでくださいました。(感謝をしているのはこちらなのに。) 


 とにかく、とってもいい色なんです。お気に入りです。


 歴史を感じるものが好き! 
だから、真鶴町に出会った時、この町にもどうしようもなく惹かれたのかもしれません。

 

 遡ること約一ヶ月前、確定申告と初めてのチラシ作成の時期が重なり、突然我が家のプリンターが動かなくなりました。 


一通りのメンテナンスから、インクを全部変えてみたり、ドライバー(パソコンから固定のプリンターを動かすためのシステムです)を再インストールしたりしてもダメ。 
後で調べてわかったのですが、なんと15年物のプリンターでした。 
(正確には壊れて困る前に…と思い一度買い替えたのですが、当時の仕事には給紙スタイルが合わず、その時必要としている方にすぐに譲った経緯があります。)


 せっかくホームページを作ったのに、チラシの入稿には開設が間に合わなかったため、「ホームページのご案内も付けたい!」と、ついに新しいプリンターを迎え入れる事になりました。

 

 そして、びっくりしました。 
「最近のプリンターはこんなに進化していたのかー!!」と。


品質、使い勝手、印刷速度…どれを取っても同じ '個人用プリンター' という枠に入れるのを憚られるほどの別物です。 


 古くて良いものもあるし、新しくて良いものもある。 


当たり前のことなのに、「使い慣れているから」という理由で変える事を考えて来なかった自分を恥じました。 


「まだ使えるものを捨てる・使用をやめる」事には、今後も抵抗があると思います。 
でも、まだ使えることと、その時のベストかどうかは、全く別の問題何ですよね。


 今回は人生で初めて、メーカーも変更しました。 

これまでは、かつてエンジニアの両親が開発に携わっていたメーカーの物で、「プリンターなら絶対にココの!」と、盲目的に信じていました。


 店員さんの言葉に従い (「絵と文字の比率はどちらが多いですか?」と聞かれて、今後の活動を考えて「字です!」とお伝えしたところオススメされたものです)、購入を決めました。 


 結果、普通品質設定でも小さな字がくっきりはっきり。(単純に15年分の進化なのかもですが。苦笑)
 

無事、昨日からのポスティング分にはホームページのご案内を伝える紙も添える事ができました。


 信じることはとっても大切。 

でも、 '決めつけは本当に良くない' という教訓になりました。


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親しい人に手紙を綴るように、 真っ直ぐに今の '堀あんな' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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