よく晴れた日曜。 今年初の夏日予想。
お祭りはスタートの発声から既に大盛り上がりでした。
(11:00のお鍋振舞い時には、コーンからはみ出るほどの長蛇の列に。)
私も商工会青年部の一員として頼朝鍋の振舞いにお邪魔しましたが、子守要員が不在だった為、4歳児を連れだってのお手伝いとなりました。
町の方やスタッフの皆さんが我が子まで気にかけてくださり、本当にありがたかったです。
熱いお鍋に火傷しつつ、大汗かきつつ!でしたが、来場の方の笑顔に疲れなど何処吹く風でした!
(このブログを書いている今のほうが、ひたすらお玉を持ち上げていた右手が筋肉痛です。笑)
とはいえ、私自身はたった5時間(時々子どもやその友人たちを追いかけて離脱するし…💦) のお手伝い。
これまでの準備や段取りに想いを馳せると、MMKの皆様の「町をもっと盛り上げたい!」という気持ちと行動力がやっと形になった場所にご一緒できたことが本当に嬉しかったです。
活気と笑顔で満ち溢れた本当に素敵なイベントでした。
夜は夕飯準備のため岩大橋がよく見える自宅に戻り(本当に普通の主婦なのです。笑)、自宅で夕食を取りながら家族とフィナーレの花火を見させていただきました。
(我が子は窓に張り付いて花火を見ていた為、窓ガラスがべちょべちょになりました。笑)
「町をよりよくしたい」というアプローチには、様々な方法があると思います。
真鶴町では、(昨日のような)本当に様々な行事やイベント、児童の見守りまで、有志の方で運営されているものが沢山あり、その中で、多くのボランティアの方が活躍されています。
町民の皆様のボランティア精神で、町の風紀すらも保たれていると言っても過言ではないと思います。
本当はもっと行政の資本が入った方が良いのでは?と感じる事もしばしばですが、
「マンパワーも少なく、財政状況も芳しくない真鶴町で町としてどこまで出来るのか?」。
全てがここに行き着く、大きな課題ですし、まさにそれが、私が今後数年を掛けて全力で町民として訴えて行きたいことです。
一番大きな枠で考えると、 「町民の生活や活動を、政治的にちゃんとサポート出来るような町になっていけるのか」ということ。
行政も議会も頑張ってくれていますし、以前より明るい兆しは見えていますが、'さらに大きな改革' が、'中から動く力' が必要なのでは?と感じています。
先ほど仕事を終えると、昼過ぎに町内で新たな漏水が発生したというLINEが届いていました。
15時過ぎには現場を拝見しましたが、「あぁ、まただ…」残念ながら、そんな感覚になりました。
小林伸行町長の「広報真鶴1月号」への寄稿によると、真鶴町の水道管の更新率(耐震適合率)は、神奈川県内の平均は74%のところ、真鶴町はたった2%にとどまっているそうです。
この小さな町内で、年に約20箇所近くの漏水が発生し、昨年は大きな水害も重なって、道路の陥没もおきました。
役場の職員さんやボランティアの方が、夜を徹して作業に当たってくださっていたのは記憶に新しいところです。
真鶴にとっての主要道路と呼べる道の一部が欠けて長らく片側通行となったため、近隣の住民の方の生活の不安や不便だけでなく、多くの町民や町外から訪れる方への影響が出ました。
真鶴町はなぜこれほどまでに、老朽化した水道管の取り替えを後回しにしてしまったのか。
行政は、町政は、これまでどんな判断をしてきたのか。
まだまだ見えない’穴’が、沢山あるのだろうな。
この’穴’を、未来に引き継ぐわけには行かない。そんな思いが強くなりました。
「〇〇の料金が上がるよ」「〇〇が廃止になるよ」その度に多くの批判が出ていますが、それは町民感情としては当然だとも思います。
'人間という生き物は変化が一番怖い生き物なのだ' と聞いたことがあります。
そして '見えないもの' 'わからないもの' が怖いと。
当然ながら、私にも当てはまる感覚です。
それでも、真鶴をより良い町にしたいと願う1町民として、「過去を悔やんでも批判しても、未来は変わらない」という事実と、ちゃんと向き合っていきたいと思っています。
やはり、もっともっと未来を見据えた建設的な議論と施策が必要なのだと感じています。
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