今日は保育園の進級式でした。
我が子が通わせていただいている保育園では、入園式と進級式が同時に行われます。
園児の人数が少ない園ならではの、可愛すぎる集合体の完成です♪
いつの間にか、小さかった我が子も年中さんになりました。
子供の成長は本当に速いです。
(写真は3年前の入園式の時のものです。奇跡の三頭身でしたね。笑)
子供を授かる事が難しいと言われてきた体の持ち主としては、全てが「人生でたった一度の、子供の節目に立ち合う経験」だったりします。
ここまで大きな病気もなく、元気に育ってくれた(育てていただいた)事に、改めて感謝する1日でした。
それにしても、しばらく'年度'という切り替えのタイミングの無い人生でしたが、子供を授かったことで1年が確実に過ぎていくことを感じる事ができるようになりました。
子供はちゃんと成長している。
私はどうだろう?と振り返る事ができるありがたい機会です。
そして、政治活動をはじめて、そこにまた少し違う視点が加わるようになりました。
「民間の動きと町の機関の動きの大きな違い」=「年度によって体制が大きく変わることがある」という事です。
これは、町で民間の団体や会社を運営している方、小学校や中学校の運営をしていたりその補佐的な役目をされている方、双方から一つの課題として聞く話です。
民間の会社であれば、社長さんや役員さんが一気に入れ替わるということは、そうそう起きることではありません。
その為、(中で働く方々の思いや会社の将来像への疑義はあれど、)一貫して長期的な視野を持って運営する側の意図を周知・浸透させていくことができます。
(それでも自分の気持ちに嘘をつくのがとっても苦手な私は、上下がなく最も自分らしく仕事ができる’自営業’という道を選んできた訳ですが…)
それが小学校、中学校となると、突然トップの方が変更になったりする訳です。
今年度の真鶴町の学校長や副校長(教頭先生)も、大きく変更になったようですね。
私自身が内側から拝見する事はまだ叶いませんが、トップの方が変更になることで学校全体の方向性が変わることも大いにあり得るとのことで、今年1年間どのような運営がされていくのか、一人の親としても、政治活動をする身としても、注意深く見守って行けたらと思っています。
お話を町の運営に移すと、政治に関わる方には大きく'4年' という区切りがあります。
町会議員の方も、行政側のトップたる町長さんも4年です。(それに合わせるように副町長さんも変わります)
真鶴町の場合は、近年のリコール問題や不信任のお話などもあり、4年間でない方もいらっしゃいますが、基本的にはこの4年間での働きぶりや町への貢献度で判断され、次の4年間もお願いしたい人なのか、町民が選ぶ事ができるという事です。
私は「公共施設の中でお店をやりたい!」と考えたことで、ちょうどこの4年分の行政と町政の動き、プラスして、これまでの町の運営の遍歴について振り返って学ぶようになりました。
そこで感じたことが、初めてのチラシ「堀あんなからの手紙 Vol.1 (創刊号)」に書かせていただいた事ですし、私自身が「政治活動をしよう!」と思った大きなきっかけです。
4年ごとに選択の時期があることが弊害となるのか、革新への一歩となるのかは、その時々です。
中にいる方々にとっては、「どれだけ長い目で一生懸命町の事を考えても4年で区切られてしまう」という意味でもあります。
ある町内の社長さんに、「民間でやった方が話がはやく、変更もしやすく、長期的なスパンで物事を進められる」というお話を聞いて、「確かに、その通り」と思った私がいました。(前項と重なりますね)
私は否定的な表現で感情を表出させることが苦手なので、これまで「町には有志の方で運営されている物が沢山ある」という書き方をしてきました。
これは紛れもない事実で、多くの方のボランティア精神によって、真鶴町は今もちゃんと機能しています。
私の大好きな商工会青年部の活動も、時間や労力を割いて何が得られるのか?というと「町の人の笑顔が見れる」というやりがいが一番ではないでしょうか。
ボランティアどころか、商工会費と青年部費、両方の会費をお支払いし、時間を使って働いています。(多分、どのボランティの方も同じように何かを差し出して町のために働かれているのだと思います。)
私個人が商工会青年部に加入した理由は「町民の先輩としても知人としても信頼している部長が誘ってくれたから」「商工を営んでいる方と話せるのが楽しそう」という理由でした。
(その後、自身が政治活動をするなどとは全くもって考えもしなかったので、もし大好きな青年部に迷惑をかける可能性があるのなら、自ら身を引きますと政治活動を始める前にお伝えしたくらいです)
では、'町' はこのままで良いのでしょうか?
良くも悪くも、政治家の方は4年という期間で判断されます。
「4年間町のために一生懸命働きました」でも、「次の選挙に勝てるように動きました」でも、です。 (両方が共存することもあるはずですし、本来は’あの人は一生懸命働いて結果を残した、だから次もお願いしたい’という流れであるべきだと思います)
町の皆さんには、これまでの町がどうやって運営されてきて、今後どこへ向かおうとしているのか、 誰が何をしてくれて、逆に何をしてくれなかったのか、ぜひ興味を持ってしっかり見て頂き、「なぜそうなったのか?」と考えていただきたいと思っています。
真鶴町の公式YouTubeでは、かなり前の物まで議題とそれに対する議論を拝見することができます。 足腰が弱くなった方、昼間は就労・就業していたりで行けなという方、 (私と同じく)子育て中でなかなか集中して見れない、というような全ての議会傍聴が難しい方にとって、とてもありがたいシステムです。
今年だけではなく前年、さらにその前と、遡って見ていただけると嬉しいです。
難しい言葉も多いですが、町の公式ホームページには議会用語の解説集なんかもあったりします。
この下にリンクを貼らせていただきます。
そして、「観てはみたけど、なんのことやら…」という方、その時こそ私の出番です!笑
気になったこと、疑問に思った事を、皆さんの言葉で是非お伝えください。
私はこれまで調べた事や勉強している事が伝わるように、皆様に届く表現を一緒に探させていただきたいと思っています。
✪真鶴町公式YouTube (ライブ配信アーカイブ)
✪真鶴町公式HP 議会用語解説「議会ワード100」
既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このブログやチラシには「私自身がどんな変革を望んでいるのか」これまで具体的なことは書いてきていません。
それには理由があります。
1つ目に【私は政治を志す1町民に過ぎないと忘れたくない】という想いからです。
もちろん、私には、明確な意思と感情があります。
でも、それを政治の世界に持ち込むのは違うのではないかと思っています。
例えば、1町民でしかない私が「〇〇を実現します!」と口にすることは、不誠実だとすら感じています。 (首長は別です。ドラクロワのジャンヌダルクよろしく、町には旗を振る人が必要です。)
議会議員だったとしても、伝えるべきは個人の感情ではなく、「論拠に基づいた指摘」と「集めた民意を元にした意見」であるべきだと思っていますし、政策として出すのではなく、町の方向性のお話として「皆さんのお声をまとめるとこうなりますが、いかがですか?」というのが最も誠実な姿だと思っています。
そして、結果は(町民の代表たるところの)'議員の皆様による多数決 → 執行部(行政側の担当)の皆さんとの議決' により決まります。
一人がどう思う、という話ではないし、それを元に決まってしまうものでもないはずです。
(これは「私の考え方」ですので、違う意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。)
2つ目に【言葉は危ういと知っているから】という感覚があります。
このように文字としてお伝えすると、日本語のもつ暖かで豊かな響きも、行間に含まれる音にはならない意味も消えてしまいます。
私の伝え方が足りず、全く違う意味で伝わってしまうこともあるかもしれません。
「好きになってもらうには、好きになることから」
「人にも自分にも誠実でありたい」
という基本理念(人生通してのmottoのようなものです)を持っている私としては、非常に歯痒い状態です。
なので! 本当に何度も何度もの繰り返しになってしまいますが…
私がお聞きしたいのは、皆様のお声なのです。
直接目を見て、しっかりお話を聞いて、町の皆さんの、町に望むことを集める。 そしてしっかり町へ届けて行きたいです。
もちろん、直接お会いしてお話する方には、私自身(個人)の考え方も伝えていますし、文字にして具体的に伝える日も来るとは思います。
それでも、あくまでも私の考え方であるという前置きを忘れず、皆さんの心の声を消したり、暗に誘導したりしてしまわないよう気をつけていきたいと思っています。
いつか、皆さんにとって「本当になんでも話せる、この人はちゃんと聞いてくれる!」と思ってもらえるような、町のみんなの御用聞き(たまたま政治家)という人になりたいです。
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