雨の中のポスティングと、美味しいイタリアン。

 最近よく雨が降りますね。 

ここ数年は、梅雨の時期より4月の方が雨に打たれている印象です。


 昨日は仕事の後から日没までの約3時間、雨の中のポスティングとなりました。 

 流石に直接お話できる方は少ないかな?と思っていましたが、意外にも屋外作業に出ている方はいらっしゃり、多くの町の皆さんのお声を聞くことができました。 

最後に「応援してるよ」「頑張ってね」「ご苦労様」なんて言ってもらえることがほとんどで、皆さん本当にお優しいなぁと、毎日とてもありがたいです。 


 もちろん、わかりやすく拒絶の反応をとられる方もいらっっしゃいます。 


「興味がない」と仰られる方には、「そうですよね。私もそうでしたので、今後もっと町政に興味を持っていただけるように、私にできる事を頑張ります!」とお伝えしています。 


 「私には関係ない」と仰られる方もいらっしゃいました。 

 万人が政治によって決められたルールの中で生きているので、全く関係のない人はいないはずなのですが… 

そのままお伝えしたら、その方の生き方の中の何かを否定してしまいそうで、適切な言葉を探すことができませんでした。 


 その方の「関係ない」は、 

「町がどう変わろうと関係ないほど、幸せに生きている」という意味なのかもしれませんし、 

「関係ないと言っておかないと変に巻き込まれてしまうかも」という意味なのかもしれませんし、

 「自分には何も関係ない」と本当に思っていらっしゃるのかも。 

 残念ながら、私の引き出しが足りず、お話はそこで終わってしまったため答えはわかりませんが、 手を止めていただいたことにお礼を伝え、再び歩き出した後で思ったのは、

 「あの方が関係ないと言い続けられるような町になったらいいな」ということでした。


 政治のあり方を意識するときってどんな時でしょうか。

 ‘人生が順風満帆で、国や居住地域の行政サービスも満足に行き届いていて、現状に対する不満も未来に対する不安もない’ 

そんな時、きっと人は政治のことなど考えずにいられるのだと思います。


 だとすると、真に理想とする政治家のゴールは、人々が政治のことなど考えずとも幸せに生きていける世の中なのかもしれないなぁ、と思ったりします。


 何はともあれ、私は、そのような勉強になったり考えたりする時間が好きです。

加えて、昨日は通った事のなかった背戸道を沢山通れたり、子供を授かってからすっかりご無沙汰になってしまった'お散歩'の趣味を思い出せたりと、とても良い時間でした。 

(妊娠中は、体力維持のためにも沢山お散歩をすると良いそうなのですが、私の場合はハイリスク妊婦となってしまい、妊娠直後から出産直前まで絶対安静を言い渡された日々でした。ウイルスの蔓延の時期とも重なり、町の中のお散歩は全くできなかったという切ない思い出があります。)


 夜は(友人と)お夕飯へ。


 仕事と青年部の活動以外で夜間に家を空けることはほとんどありませんが(働く核家庭主婦の家事は夜が勝負です。寝かしつけも大事な任務ですしね!)、昨晩は主人がポスティング終わりの私と仕事帰りの友人を町内で拾ってくれて、お店への送迎を買って出てくれました。感謝しています。 


 私も主人もお酒を飲まないため自宅に酒類はありませんが、せっかく送ってくれるのだから今日は飲もう!と約束していたのに、やっぱり1杯は飲み切れませんでした。

日本人らしい、お酒に弱い遺伝子なのかな。脱水素酵素がないとか。苦笑 


 ご機嫌な1日をいつもより少し遅めに終えて、今朝もいつも通り4:30に起床。

すぐに異変に気づきました。


 あれ…?左手が全く上がらない!


 よくよく考えたら、3時間傘をさし続けるという行為は、人生でも初めてだったのかもしれません。   チラシが沢山詰まったカバンを左肩にかけ、左手で傘を持ちながら左脇に折り込みファイルのセット。 

そして、右手には地図と次にお配りするチラシ。手の数が足りません。笑。


 実際のポスティング中は、入り組んだ小径の先に見落としてしまっているお宅はないかと必死でしたが、体は正直でした。 

左半身にばかり負担が行ってしまった模様…。 

今はだいぶ痛みが取れてきたので、やはりただの筋肉痛だったようです。


 ポスティングを進めていて、数字で聞いていたよりずっと町内の空き家が多く感じることも気になっています。 

まだまだ全然住める、風情のあるおうちが、きっと長いこと空いてしまっている。

 確かに町をあげて対策を進めていかなくてはならない問題であると感じています。


'移住を希望する方(や家族)が居るのに住める家が足りない'

町内でよく聞くお話です。

新たに家を建てるにも、まちづくり条例や消防法などが大きく関わって来ますし、単身者やご夫婦のみの移住と、一家で暮らす家に求める条件はかなり違うはずです。


歩けば歩くほど、知らなかった真鶴町がまだまだ沢山あるのだと、自分の小ささを実感しますが、私はもっと真鶴を知りたいし、学びたい!という思いも強くなっていきます。

全軒ポスティングを目標にしてみてよかったなぁ、と、既に感じさせていただいています。


明日はどんな真鶴が観れるのだろう。

今日もワクワクしながら、寝かしつけに入ります!


我が子は寝室に移動してから2時間は何をどうしても寝ません。子供は勝手に眠くなるものだと思い込んでいた私…それならば '寝かしつけ' などという言葉は存在しないはずですよね。


何事も、自分で体験してみて初めて理解できることが多いように思います。


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