お話会の後、さっそく皆さんの声が行政に届きました。

昨日は初めてのお話会 'あんなカフェ' でした。

(午前中のポスティングを終えて、予想通り汗だくでの開催となってしまいましたが、苦笑)、想定を遥かに越える数のご参加を賜りました。

 ご自身の時間を割いて足を運んでくださった皆さま、 Zoomにて中継に参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。


 行政や町政に対して疑問に思っている事、危惧している事、ご要望など、直接多くの方からお聞きする事ができ、恥ずかしながら今まで気がつかなかった町の問題もいくつも挙げて頂きました。


 初めての開催とはいえ、不手際も多く、改善すべき点も沢山見つかりました。 

 「ああすれば良かった」 「こうすれば良かった」 と、終了後には、理想と現実との違いに一旦とことん落ち込んで、 

数時間後、はたと「落ち込んでいる場合ではない!この声を届けなくちゃ!」と気づきました。 

(一旦ションボリして立ち上がる、までが私のいつもの流れです。苦笑) 


 ・次回に活かすべき事 

・すぐに行政へ届ける必要がある事 をリストアップし、

さっそく各所に連絡をさせていただきました。


 一夜明け、今日とても嬉しい事がありました!!


 昨日の皆様の声を受けて、「町の公式LINE(と広報全般)のあり方について」、さっそく行政に町民の皆様の声を届けさせていただいた結果、なんと翌日の本日には「内容の見直しに入ります」という文面が真鶴町公式LINEより届いたのです。


 具体的に 'あんなカフェ' では、

「町の発信する情報にたどり着く方法がわからない」と言うお声を頂いていました。 

…「広報まなづる」(紙媒体)が置いてある場所が少ないし、部数も少ない。というご意見です。


 私自身は、現段階の真鶴町では紙媒体が一番多くの方に伝わる手段だと感じてはいますが、 

「町の公式LINEがある事を知って居ますか? 広報まなづる発行時にweb版が読めるお知らせが届きます。」という私の発言に、 

「そもそも町の公式LINEがある事を知らなかった」と言う声や、

 「公式LINEはゴミの日の情報ばかり」というような返答をいただいた為、 具体的な改善後の例と共に町へお伝えしていました。


 私は何か変化を求める提言をする時には、必ず代替案が必要だと思っています。 


 どなたも(行政というまとまりでも)、常にその時のベストを尽くしているはずだと思っていますので、「具体的な代替案のない意見」はもはや意見ではなく「ただの文句」になってしまうからです。


 これまで一生懸命やってきた方にとっても、 改善を求める側にとっても、 その結果恩恵を受けることになる方(地域社会や真鶴町の場合は町民)にとっても、 「三方よし」(近江商人の考え方でとても好きな言葉です!)になる事を、これからも発信し続けていけたらと思っています。


 そして何より! 

わざわざ時間と労力をかけて、何者とも知れない私のお話会に足を運んでくださった皆さまの声が一つ、さっそくちゃんと町に届いた事が、本当に本当に本当に嬉しかったです。 

(仕事の休憩中にLINEの通知を見て、冗談ではなく涙が出てきました。) 


 「どうせ町は変わらないよ。だからそんなに大変なことをして、大変な思いをする杏奈を見ていられない」 と優しく言ってくれた知人の声が蘇ります。 


 「変わるのかもしれないよ?」 

「大変だとしても、声を上げ続ければ、みんなの生きる町の未来が良くなるかもしれないよ?」

 「だったら、やってみる価値はあると思わない?」


 私はやはり、そう思います。


 'あんなカフェ'では、他にも様々なご意見を伺うことが出来ましたが、すぐに検討や変更をお願いする事が難しい物も沢山ありそうでした。


 今回皆様からいただいたお声は、上記の件だけでなく、代替案を考えた上で私が責任を持って一つづつ町へお届けしたいと思っていますが、「公の機関のルール変更は長期戦だ」とも思います。


 必ずしもすぐに結果を求めるのではなく、どれだけ短くても4年間はしっかり行政と町政の中で働いている方々の頑張りを見て行く必要があると思っています。


 私も一町民としての感情だけで言えば「早くしてほしい」「どうなってるの?」と思ってしまう事はあるのですが、 今の私ができる事といえば、やはり、 

 「トコトン町の声を聞くこと」

 「そしてそれを臆せずしっかり町へ届けること」 

「その結果をまた町の方へ届けること」 

 なんじゃないかなぁ?と、改めて感じる1日でした。



 同じ文言が書いてある『堀あんなからの手紙 Vol.1』には、当然ながら、全力でその時の持てる想いを全て載せたつもりです。


 それでも、本当に正直なところは、「翌日にはゴミ箱に入ってしまうのだろうな」という感覚で配ってもいました。

今でも、そちらの方が普通だと思っていますし、(たった一人だったとしても)この思いがどなたかに届けば良いな、と願っていました。


 約3000軒、そんな思いで昨日のお話会の直前まで町中のお宅を回らせて頂きました。

 (志は高いつもりですが、見た目によらずチキンハート、それが私です。苦笑)


 ある参加者の方が持っていた小さなポシェットから、幾重にも畳んで入れられた私のチラシが出てきたのを見たときに、皆さんに来ていただけた事、同じ時間をご一緒できていることに心から感謝しましたし、町を回らせていただいて本当によかった!と、心から思いました。


 私は本当に大した人間ではないですが、見ず知らずの私の思いに何かを感じ、行動に移してくださった皆様の「町をよくしたい!」という思いに応えるためにも、(おっかなびっくりではありますが、)立ち止まる事なく前進を続けて行きます。


 次回の開催に向けて、早速チラシ作りと2回目の町回りに入ります。


 改めて、ご参加いただいた皆様、参加はできなかったけど「次回こそ!」とご連絡をいただいた皆様も、本当にありがとうございました。 


 (次回の 'あんなカフェ' は7月初旬、平日と休日の2日間を予定しています! 決まり次第またご報告させていただきます。) 

/ 皆さんからいただいたアンケートと、「あなたの挑戦がうまく行くように」と手渡していただいた100羽鶴。 本当にありがとうございます。 


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親しい人に手紙を綴るように、 真っ直ぐに今の '堀あんな' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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