答えは「第5次真鶴町総合計画(後期)」の中に。

昨晩、家事を終えてリビングに戻ると、主人が '新プロジェクトX' を観ていました。

私は普段は全くテレビを見ませんが、ドキュメンタリーとなると一気に見入ってしまいます。


  昨日は神戸の震災後に人々に勇気を与えてきたジャイアントパンダの旦旦の特集で、飼育員さんと獣医師さんの献身的で革新的な健闘を特集したものでした。

 「どこの世界(業界)にも愛を持って全力で課題と向き合い、明るい未来を描こうと奮闘している人がいるんだな」 と思ったのと同時に、「やはり、革新的な事を推し進めようとすると必ず障害となることが起きるんだなぁ」そして「後にならないとその是非はわからないモノなんだろうな」とも感じました。


そこで思い起こされたのは、先日のお話し会でいただいた、

「町長が何を考えているのかわからない」 

「町長がどこへ向かっているのかわからない」 という声でした。

正直なところ、町の中を回っていても聞こえてきた声で、

「新町長には期待していたのに、〇〇で残念」などとおっしゃられていたり。

(〇〇の部分は、大概が私が直接確認させていただいたものとは違う風評でした)


 先日のお話し会でもお伝えしたのですが、本日はこちらについて、私なりの考えを書きたいと思います。 


 大前提として、(当たり前ですが) 町の未来は町長さんの一存で決まるものではありませんし、あってはなりません。


 その上で、私が感じていることは、 「今真鶴町に暮らしている私たち町民は、こと町長さんとの関係性においては、とてもラッキーな状態だ」という事です。


 それは、以下の3点に集約されます。

 ①一挙手一投足が気になるような町長さんが現職として働いてくださっていること

 ②これほど日中に町中でよく会える町長さんはこれまで見たことがなかったということ

 ③具体的な将来像を示してくださっていること


 ① 【一挙手一投足が気になる町長さんが現職として働いてくださっていること】について


 皆さんもご存知の通り、真鶴町の町長選びと議員さんの在り方については、近年本当にさまざま事案が発生しました。 「全国ニュースで初めて'真鶴町'の読み方を知ったよ」なんて声が地元の友人から届いたりもしました。 

 行政と町政への信頼が揺れる中、選ばれた小林のぶゆき新町長は、これまでの町の常識を覆しながら今も日々お仕事に邁進していらっしゃいます。

 小林町長の働き方について、あまりに'これまで'と違い、戸惑いからの異論も議論も巻き起こると思います。 

それでも、「どうなってるの?」と気になるという所から、私たち町民の行政・町政に対する意識を変えてくださっているのではないかな?と個人的には感じていて、それ一つをとっても、大きな功績と言えるのではないかと感じてしまうほどです。


 ②【これほど日中に町中でよく会える町長さんはこれまで見たとことがなかったということ】について


 まずオススメさせていただきたいのは、 町長室開放日、まなづる株主ミーティング、町民対話会などに自ら出向くことです。

 (私も昨年の夏前に町長室開放日にお邪魔し、直接その時に考えていた'人だまり'となるようなランチ&カフェ店の構想についてご要望を伝えさせていただきましたし、町民対話会にもお邪魔しています。)

 そうでなくとも、現町長さんは非常にアクティブで、よく町の中にいらっしゃいます。 

「町長さん!」と話しかければ、必ずご挨拶してくださる方です。

 私自身も、「それはどうだろう?」と感じたことについては、町長さんご本人に確認をさせていただいていますので、「どんな方なのか」「何を考えているのか」、質問さえすればきちんと答えてくださる方だと思います。

是非勇気を出して話しかけてみてください。


 ③【具体的な将来像を示してくださっていること】について


 刊行されたばかりの '広報真鶴5月号'  にも掲載されていますが、【第5次真鶴町総合計画(後期)】の中で、かなり明確に真鶴町の目指す姿を見せてくださっています。


第5次真鶴町総合計画 後期基本計画 (2025-2028)


 私は情報センターで開催された【オープンハウス】に赴き、町の方向性をパネルで拝見させていただいて、その場のアンケートにもかなり細かい意見を記入させていただきましたし、昨秋の町民対話会でも直接その時に感じていた意見を届けさせていただきました。 

(写真の中に自分を発見し、すでに懐かしい!と感じました)


 前述したように、総合計画は決して町長さんだけの意見ではなく、町としての方向性の話であり、上記リンクのホームページ内をご覧いただければご理解いただけるとは思いますが、本当に沢山の方の意見を元に作り上げられた '町のみんなのビジョン' です。


 そして、ここからは私の解釈がより色濃くなってしまいますが、

 「町長が何を考えているのかわからない」というのは、つまり、


 ・町長さんの言葉選びが難しく(もしくは横文字が多く)、頭に入ってこない

 ・あまりに真っ直ぐで、やる事が迅速(早急に見える)で、受け取る側の行政の在り方に対する'こういうもの'という許容範囲を越えている

 ・(町長さんが代表して発信する)真鶴町の未来像と、町の現状の間に隔たりがあり、道筋が見えずらい

 ・仕事じゃないの?という時に違う動きをしているように見える

 などが要因なのではないかな?と感じています。


 町としての計画や見解は情報としてしっかり出してくださっていますので、是非とも皆さんご自身で興味を持って見てみていただき、わからない時はわからない!という意見を届けることも大切だと感じています。 

それでも、「アクティブに動ける方や大きな声だけが届くのでは、民意ではないのでは?」と感じて、私は皆様の声を集めようと動きだしました。

 小さくてもリアルな声をお聞きするために、これからも私は町中を回り続けます。

誰を応援していても(応援していなくても)大丈夫ですので、是非一度ご連絡をください!

何処へでも、皆様のお声を伺いに参ります。


 そして、町長さんの働き方については、一つ誤解があるとすれば、

「首長さんは役場職員さんのような '平日の決まった時間' という勤務体系ではない」

ということかもしれません。

 とてもフレキシブルに働かれているようで、平日に半分だけお休み、とかもあるようですし、土日祝日でもお客様をご案内されている姿を、町中で拝見したこともあります。

 皆様と同様に、Facebookに投稿されている活動日記 '町長日記' で、「お見かけしたあの日はそんなことをされていたのか!」と知ることがほとんどですが、民間企業で言うとやはり社長さんの動きに近そうですよね。


 いずれにせよ、現町長になってから真鶴町がどう変わって行ったのかという事については、少なくとも任期を終える日までは、私たち町民は(ある程度)長い目で、でもしっかりと!注視していく必要があると感じています。


 同じ '広報真鶴 5月号' では、小中一貫教育校の基本計画についても、非常にわかりやすくビジョンが示されています。


(出典: 下記HPリンクより)


 まずは一人の親としてとても興味がありますし、何が決まっていて何が決まっていないのかや、自分の理解度を推し量る、という意味でも大変ありがたい資料です。


 私は、最近の広報真鶴は総じて「とっても良いなぁ!」と思っています。

以前より非常に見やすく、町の動きがわかりやすい作りになって来ていると感じています。


 小林町長だけでなく、町役場の職員の方々の「ちゃんと伝えたい」という思いを感じとる事ができますし、こういう所から「町が前進している」と感じる事が出来ることは、私にとってはとても嬉しいことです。


 この場で全てをご紹介するのは難しいので、是非ご自身の目で毎月の広報真鶴を楽しみに見て行っていただければなぁと思っています。 

【広報真鶴 5月号】


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