最後の政治塾が終わりました。

この土曜は、この半年間通わせていただいた政治塾の最終日でした。 


 毎回1時間前にはスタンバイを!と心掛けていたのに、朝から持ち前のポンコツっぷりを発揮してしまい、ギリギリでの会場到着でした。 

会場である日本記者クラブのビルまで、小雨の中の猛ダッシュでした。苦笑 


 前回の講義日は、所属する真鶴町商工会青年部の年一イベント「マナ真鶴」と重なり参加できなかったため、 議員になってから初めての参加が、そのまま最終回となりました。

(もし来期の募集があれば、またチャレンジさせていただきたいとは思っています!) 


当選後のご挨拶の機会もいただきました。

実は…選挙評論の方がご自身のブログで「堀あんなの事務所は普通のお母さんじゃない、陣営も非常に選挙に長けている」と書かれていたのですが、それもそのはずです。

全くの未経験の私を心配して、近くから遠くから、選挙時には本当に多くのご尽力を賜りましたが、そのほとんどがこの政治塾を通して縁がつながった皆様でした。



 お話を戻して、今回も講師の皆さまの内容は素晴らしく、 同期や事務局の皆さんとの交流も学びにあふれた時間でした。 

 その中でも特に印象に残ったのは、つい数日前まで大臣職に就かれていた講師の先生とのやりとりです。 思い切って質問をさせていただきました。


 具体的な内容としては、こちらです。


 堀:

「神奈川県の外れにある真鶴町という小さな自治体から参りました、町議会議員の堀と申します。 

先生も地方議会ご出身と伺いました。 もし今の豊富なご経験と知見を持ったまま、20代に戻って地方で政治をされるとしたら、 これからの国の未来のために地方議員が 'できること'・'やるべきこと' は何だと思われますか? ご助言をいただけると幸いです。」 

(正確な一字一句ではありませんが、だいたいこんな感じの質問でした。)


 I先生:

「よく“三割自治”なんて言われますが、地方にはなかなか自主財源がなく、 県や国に頼らざるを得ないことが多いですよね。 いちいち県や国の許認可がなければできない仕事も多いでしょう。 

 それでも、その中で独自性をどう発揮し、未来を見据えるかが、 地方の首長さんや議会の使命だと思います。 

 一番国民に近いのは自治体の皆さんです。 町民の声を、日々の活動の中で“まじかに・つぶさに”聞いているのが町議会議員。 だからこそ、手触り感のある政治ができる素晴らしい舞台だと思います。 

まさに「町民の統合」を目指して、限られた財源の中でも、 議員の皆さんが町民の思いに応える事業を一つでも二つでも形にして行ってほしい。 

 それによって町政や議会への信頼を、地道に高めていくしかないのかなぁと思います。」

(こちらのご返答は非常にクリアに記憶しています!)



 相変わらず、立場をわきまえない質問であったとは思います。

でも「肩の荷が降りたから」と始まった先生の講義が、私の中での先生のそれまでの印象を180度変えるほど素晴らしく、 どうしてもお聞きしたかったのです。


 そしてそれを許されている、直接質問できるのが、この政治塾であったと感じていますし、 

この先生からのお答えに「やっぱり私がやりたいことは間違ってない!」と心の底から感じることができました。


 ・ 


 いつもは講義が終わり次第真鶴町へと直帰でしたが、

「せっかくなので、最後くらいは皆さんと心ゆくまで話しておいで」と言ってくれた主人は、息子を連れて都内の会場のすぐ近くまで迎えにきてくれました。 

その時点でもう23時過ぎ。

一般的には、4歳児を連れ出して良いと思える時間ではありません。


 でも、ずいぶん遅い時間まで付き合わせてしまって申し訳ない気持ちの母を横目に、雨で少し霞がかったせいかより幻想的に輝く大きな東京タワーに「綺麗だねー!!」と大興奮の息子でした。 

(「ママのお迎えの時に東京タワーを見たい!」と言っていたんです。そして、無事見れた直後には、満足したのか爆睡でした。苦笑)


 同方面へ帰る同期生の方々にもご一緒していただき、その日の学びや今期の学びを共有させていただきながら、非常に濃い1日を終えました。


「町民の統合」という言葉が、今の私の胸に深く残っています。 


この学びは、終わりではなく始まり。 

半年間の政治塾で得た経験を、 これからは一つひとつ、町の現場で活かしていきたいと思います。



↓昨日の朝、ドキドキしながら新幹線を待っていたときのショート動画はこちら!(苦笑)

堀あんなからの手紙 -WEB-

真鶴町議会議員の堀あんな が、 親しい人に手紙を綴るように 真っ直ぐに今の '自分' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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