(土曜の豊漁豊作よさこいフェスティバルの振り返り書けず…泣。。 地元チーム'ぼんぼんざめ'の写真だけでも!!)
昨日はとても盛り沢山な一日で、「ご報告も長々してしまうな…」と思いましたが、よく考えたら文章が長いのはいつものことですね。(苦笑)
町の '今' が大きく動いた1日。
このブログにも最後までお付き合いいただける方がいると嬉しいです。
昨日は、
・臨時会 (本会議)
・総務経済常任委員会
・議会全員協議会
・議会広報広聴特別委員会
がありました。
・
【臨時会】
臨時会とは、急ぎ議決が必要な案件が出てきたときに開かれる本会議です。
執行部・議員ともに所定の人数が揃って初めて開催されます。
今回の議題は大きく2つ。
・教育長の再任
・監査委員の選任
[教育長人事]
現・纐纈(こうけつ)教育長は今月末で任期満了を迎える予定でしたが、「新たな教育長が就任する来年度まで、不在期間を作らないように」との思いから、議会有志6名で要望書を提出。
これに執行部・教育長双方が応えてくださり、再任が決まりました。
法律的にも、ご本人のご意向的にも簡単ではない判断だったと思います。
真鶴町の教育を想ってくださったこの温かい決断に、心から感謝申し上げます。
[監査委員選任]
今回は、監査法人から独立された士業の方が推薦・選任されました。
議員からの選任ではなく執行部指名の2名体制となったことで、議会は10人体制のまま“町代表の目”として監査を見守る立場を維持できます。
「議選か識見か」の議論の場で識見のみ!と言い続けてきた大きな意味の一つが、この'10人体制で' という部分ですので、今後必要があれば議会の調査権を活用しつつ、監査体制の充実に努めていきたいと思います。
そのためにも、まずは自分自身が知識を深め、監査を読み解ける議員として成長しなければなりません。('誰かが' ではなく、7まず私が'。ここ、肝に銘じます!汗)
・
【総務経済常任委員会】
※「常任委員会も全協(議会全員協議会)も、メンバー同じじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
一町民であった私には難しかったので、「同じ方がいるかも!」という想定で、少しだけ説明させてください。
実は全然別モノなんです。
・総務経済常任委員会(総経) :
地方自治法に基づく正式な審査機関。議決に関わる '下審査' を担います。
真鶴町では全員参加ですが、通常は選抜メンバーで構成されます。
・議会全員協議会(全協):
法的根拠のない '任意' の会議。
記録は残りますが、議事録ではなく記録という扱いで、意見交換のための場です。
ちなみに議会では「会議」というのは本来は「本会議のみ」を指します。
(えー、一般的じゃないー。会議は会議だよー。…という心の声も一緒に書いておきます。(苦笑)
さて、本題に戻って…. 今回の'総経'では、今月末に説明会もある水道料金改定案についてご説明がありました。
選挙の時から私は「このままでは真鶴町は水道事業単体で傾きます。これを何とかしないと!」と訴えてきました。
(これまで根拠としてきた勉強資料↓ いやはや!)
(昨日未明のFB投稿より)
しかし、今回はその'根拠としていた公表されてきた数字'を大きく上回る厳しい状況が示され、正直なところ頭を抱えました。
近年は15年間も料金改定がなかった真鶴町。
それ以前は5〜6年ごとに見直していたのに。
15年ぶりの改定となれば(根拠に変更がなくとも)、町民にとってはビックリな改定になってしまうよ…。
この15年で、世界も日本も激変しました。
体感では、3個くらい時代が移り変わっていませんか? (私だけかな)
今回の改定案では、とっても簡単に言えば、
「本来は現状比158%値上げしないと水道事業がすぐに立ち行かなくなることがわかりました。でもそれはあまりに町民負担が大きすぎるので、138%にしたいです。」 ということです。
「その代わり、口径別の不公平感は出来る限り是正しますよ、据え置く20%分は企業努力で賄いますよ」ということになっていました。
委員会の中では、本当に様々な意見が出ました。
どの議員も真剣に町の未来を考えていることが伝わる、熱のこもった議論でした。
町が「何もしてこなかった」とは言いません。
町は'人'で出来ています。
その'人'の努力を蔑ろにする事(や表現をする事)は、本当に避けたい。
だから「過去をどうのこうのと責めるより、今動く」が私の基本姿勢です。
少なくとも料金改定は絶対に必要だと考えてきましたので、そこにどう'未来への光'を見出すか。
その'根拠'を作るのは町と私たち議会議員の仕事です。
課題は多岐に渡りますが、「今のままでは値上げしかないんじゃない?」と言い続けて来た私としては、(それでもちゃんと選挙を通して貰えた身としては尚更、)発言に責任を持ち、
この立場を最大限に活用して動き続けなければいけません。
多分、めちゃくちゃ一生懸命頑張っても、何の記録にも残らず、評価にも繋がらない、なんならマイナスになる仕事です。
それでも未来の町と町民の'踏み台'となれる、「名もなき昔の町会議員」に、いつかなれればいいなぁと考えています。
現時点でのベストを見定めて、そこを目掛けて同僚議員の皆さんと一丸となってがんばります。
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【議会全員協議会】
今回の'全協'は、
・過疎地域持続的発展計画の策定状況
・外部人材「地域活性化起業人」の役割、足跡、今後の展開
・介護分事業費補助金(H28/既に事業停止)の交付決定取消の案件
の3つの議題となりました。
私が着目しているのは2つ目の'起業人'です。
10月7日の臨時会の補正予算案の議案提出時、
「仕組みとしても、町の持出しを最小限に、個々の能力が高い(知識と経験が豊富な)方々が常に人員不足の町役場の機能を補完してくださっていると感じている、今後の詳細を待つ形で予算を通していいと思う」という旨の賛成討論をしました。
この '起業人'の活用状況について、早速プロフィール付きで担当課よりご説明がありました。
真鶴町のような小さな自治体では、'地域を起こす人'として真鶴町に来てくださっている起業人の方々は、本当に貴重な存在です。
「この人の考え方、素敵だな」と思う方が、実は起業人だった、そんな出会いも少なくありません。
人と人が密につながる真鶴ならではの温かさを感じます。
任期中に職員の皆さんと良いケミストリーが生まれ、町全体の力になることを願っています。
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【議会広報広聴特別委員会】(略して広広なんて言われるそうです)
今回のテーマは度々こちらのブログやショート動画でも挙げている'議会だより No.89' です。
内容としては、前回までの定例会(本会議)の振り返り(議員の一般質問も載ってますよ!)、
改選後の新しい議員の顔ぶれや議長・副議長のご挨拶なんかもあります。
編集長にしていただいたものの、そもそも広報を作るという作業自体が '初めまして' でしたし、実は委員会内の伝達事項で確定してなかった部分などもあり、まだ完成していないのですが…
昨日は今回の号で一番大切な 「題字選考」がありました。
真鶴小・中学校の子どもたちが描いてくれた数多くの「議会だより まなづる」題字作品の中から、特賞4作品、副賞2作品を選出しました。
こちらも小さな町ならではで、選考に携わる議長・副議長にはそれぞれ多数の'顔がわかる町民の皆さま'がいるので、 公平を期すため「とにかく描いた子の氏名がわからないように」と注意して選考を実施しました。
(氏名の記載は作品の裏にあるんです)
選び終えてから「あの子だったんだ!」と盛り上がる場面もありました。
会議続きで頭が疲れる日でもありましたが、こんな温かい瞬間にふと癒される、それも町議の大切な時間なのかも、なんて感じました。
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