【12月定例会のお話】(その2:内容メイン)

 本会議から2日経って、やっと少し心が落ち着いてきました。(遅い。。苦笑) 


本日のブログは内容的にとーっても長くなりそうです。

これから町を巡って、決まったところまでを町民の方々にお伝えしていこうとは思いますが、このブログにも最後までお付き合いいただける方がいる事を願います。


【一般質問についての追記】

(初の一般質問に立ってみてのリアルな心情は先日のブログ「めげないことだけは、決めている」→https://horianna.localinfo.jp/posts/58187021をご覧ください!)


表題1の「公共交通について」


 町民の足として十分に機能していないと感じてきたため、第5次総合計画に描かれている未来像とのギャップを埋めたい、そしてその具体的な方法と時期を知りたいという思いで質問しました。


 執行部の答弁では、バスの増便について準備が進んでおり、パターンダイヤ導入に向けて動いているとのことでした。 

ただ、以前まで検討対象だった「路線変更」が外れていたため、

「それでは町の困った!は解決されない!」と、私としてはかなり強めの反論パターン(何パターンか返答を用意して望んでます)を繰り出すことになってしまいました。


 後で担当課の方に非礼を謝ろうと思っていたら、終わった後に「もっと話しましょう」と近づいて来てくださり、担当課長の懐の深さと町に対する思いをまた感じることになりました。 

(いつも一生懸命働かれている方だと、これまでも感じてきました)


 結果として、

「デマンド交通(予約して比較的フレキシブルに場所や時間を選んで使える移動手段)は考えていない」→「再度デマンド交通も検討に入れるかもしれない」

というところまでは答弁を変えていただく事ができ、良い方向に進んだと感じています。


 ※表題2に移る前に、今回最も「もったいない!」と様々な方からアドバイスをいただいたのは、時間配分です。

 減っていく残り時間を見ながら、何を優先して発言するべきか、ない頭をフル回転で考えた結果、気をつえていたはずの早口も全開に…。

とにかくハラハラの中で、残りの表題2,3と向き合う事になりました。


表題2「停電問題の解消について」


 本来は、考えてきた複数の解決案を提示する予定でしたが、時間の都合で叶わず、

「あくまでも民間の問題に町が手を貸している」という段階から、

「町全体の問題であるという事をお伝えしたい」というゴールに切り替えて質問をしました。


 その後、「初めての一般質問が新聞に載ってましたね!」とご連絡をいただきました。 

「え?いったいどこが!?」と不思議に思っていたら、この部分を取り上げたものでした。


 的を絞った結果、かなり飛躍した質問になってしまった事を理解していましたが、

「停電により、町の給水設備の一部も止まる→水の安定供給すら危うい」という公のリスクとして光を当てることはできたのだ!と、嬉しく思いました。


 とはいえ、私の能力不足により、残念ながら解決策のご提案は何一つできていません。

 質問内でも述べた通り、私もまだまだこの問題と向き合い、今回の一般質問に向けて調べたり考えた様々なご提案も提示しつつ、町民の皆さんの不安がない状態を目指して取り組んでいきます。


 ↓カナロコ(神奈川新聞)の記事より 


表題3「子育て支援の空白地の補完について」


 町で幼児を育てる親御さんにとって、最も解決の糸口が示されて来ていないのは「病児保育」だと感じてきました。 

町の中で作ろうとすると、効率的にも時間的にも、そして予算的にもかなり難しい。

つまり、全ての条件を揃えようとすると、とんでもない時間がかかる。 

 そのため、どうしたら広域連携ができるのかを他自治体の方にも相談し、具体案として町へご提案してきました。 

そのご返答を担当課の方から聞ける日のはずだったのに…私の能力不足のせいで…と、心から悔いてました。 


 しかし、その答弁は同僚議員の方の安定した質問力により、公の場できちんと引き出していただくことができました。 

もう、本当に本当に嬉しかったです。 ガッツポーズしたかったくらいです。(苦笑)


 私が町民の方にアンケートを取った時にも 「近隣で預かってくれるなら全然預けに行くよ!」「送迎サポートくらいならできるよ!」という声を複数聞いています。

ファミリーサポートとの連携で早期の実現可能性が高まりそうなので、担当課や同僚議員の方とともに、具体的方法をさらに探っていきたいです。



 今回は私を含め6名が一般質問をしました。

私にとっては全ての方の一般質問が学びであり、「では私にとっての一般質問とは?」がクリアに見えてきたのも、このバタバタの初回の大きな収穫です。


 ・


 その後の日程と議案について


 あらかじめお伝えしておくと、私は「数字」がすこぶる苦手です。 

ですが、今はただ「苦手です!」と言える立場にありません。

 そのため、現在は日々公の資料に登場する数字を読み解いています。


 一般質問同様、まだまだ「得意!」と言える日は遠そうですが、それでも目指すはその一言を自ら言える日が来る事です。



真鶴魚座の指定管理について

 こちらはまだ議案が読まれた段階で、私の具体的な考えをお伝えすることはまだできません。

 '委員会付託'(委員会の中で話してね)となっておらず、本会議の中での質疑が認められた為、最低限の質問だけしました。 

しかし、10年間の指定管理を判断できるだけの全容が掴める情報が揃っているとは言えません。

その他↓の議案にも言えるのですが、12月4日の本会議における討論と議決までに、まだ深掘りをします。


 4月から始まる「こども誰でも通園制度」にかかる条例整備

 真鶴町においては、これまでも(一般質問内でも)述べてきた通り、子育てに関することは’町にフィットするもの’という観点から多くの方が様々な角度から検討し、実施されて来ました。

 今回は「こうすると決めた!」という国の決定事項として準備が必要で、担当課は純粋に業務が増え大変そう…という印象です。 

町にとってプラスとなる制度になってほしいと思います。


学校建設にかかる条例改正 

 名称の変更と併せて、委員の増加や内容説明についてのお話(同僚議員からの質疑も)がありました。 私個人としては、内容・必要性は理解できる範囲だったため質疑はしませんでした。 

(ただ気になることが多々ある分野なので、12/23(火)開催予定の学校建設準備委員会には、傍聴をお願いしたいするつもりです。)


上記に関連する非常勤職員の報酬変更 / 第三者委員会の名称変更 

人事院勧告に基づく職員給与引き上げ など… 


 まだ補正予算案の内容説明も控えていましたが(ここに関しては思うところもあり、12月4日の本会議後に書きたいと思います)、昨日のブログにも書いた通り、この時点で17時近く。

 同時にマイクの充電もほとんどが上限を迎えてしまったこともあり、議長判断にて延会(議事が終わらないままで一旦打ち切り延期にすること)になりました。 



 昨日(11月27日)の分も書きたかったのですが、今日はここまで。

長すぎますね…本当に。

 ここまで読んでくださった方、心から感謝します。


 明日は土曜日。

子守をしながらのブログ更新は難しいかもしれませんが…ちゃんと書けたらいいなぁと思っています。


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真鶴町議会議員の堀あんな が、 親しい人に手紙を綴るように 真っ直ぐに今の '自分' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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