【議会報告会が終わりました】

 昨日は、今年度初の議会報告会でした。 

真鶴町では年に一度以上の開催が定められており、今回は、来年度に執行部から提出される予定の水道料金改定案についてご意見を伺いたいということで、急遽開催が決まったものです。


 私にとっては初めての議会報告会でしたので、終えてみて感じたことはたくさんありますが、まずは、平日夜のお夕食時、そして本当に寒い中にも関わらず、用意した席が埋まるほど多くの方にお越しいただけたことが何より嬉しかったです。


新聞折込やSNS投稿など、(私が副長を務めさせていただいている)広報広聴委員会の委員だけでなく、同僚議員の皆さまにもそれぞれ広報にご尽力いただき、一定程度、開催自体の周知はできたのではないかと感じていますが、今後より興味を持っていただく方法は考えていきたいと思います。


 以下、その他に感じたことです。 


1. そもそも'議会報告会'とは?


 本質的には、議会活動の報告を年次で行う場、という認識でいましたが、年に2回開催しても良いですし、今回のようにテーマを限定して行うこともできる、フレキシブルさを持ち合わせているのだなと感じました。


 同じ質問を個人的に受けていたら、もっとお伝えしたいことがあるな、と感じる場面もありましたが、その一方で、今後の開催においては、より「議会全体の動きを掴んでいただく場」であったら良いのではないかとも思っています。

「今年度中にもう一度開催したい」という声も議会内で上がっていますので、昨日は参加できなかったという方も、次回ぜひご参加いただけると嬉しいです。

次回は委員会報告などを含む、通常の議会報告会に近い形になるのではないかと感じています。


 2. やっぱり言葉が難しくない?


平日の夜間ということで、現状ではあの場にわざわざ足を運んでくださる方々は、町政への関心がかなり高い方々なのだと感じました。

面白いご提案や、鋭いご指摘もたくさんいただきました。


 その中で、「これは、どの程度伝わっているのだろう?」と感じる場面が何度かありました。

「もう少し、平常時の、より噛み砕いた言葉で伝えることはできないのだろうか。せっかく来てくださっているのだから。」と。

 これはあくまで私個人の想いであり、議会報告会という場に求められる役割は違うのかもしれません。


ただ、個人の報告会などもより精力的に行いながら、皆さんに伝わる議会(町政)にしていきたいと、改めて感じました。


 3. 結局、問題の根幹はどこなのか?


 表に見えているものや、現在の情報だけを切り取ると、かえって複雑になるのが、この町が抱えるさまざまな問題だと思います。

その一つが「水道問題」です。


 私は議員になって、まだ3ヶ月弱ですが、同僚議員の中には何期も務められている方もいらっしゃいます。

当然、知識や経験、その中で積み重ねてきた判断の歴史があります。


 ただ、私は「3ヶ月だからこそ」冷静に見られる部分もあるのではないか、と感じることがあります。「感情論になりにくく、データと理論で見やすい」という意味です。


 議会報告会という場でお伝えできることには限りがありますが、これまでも何度かお伝えしてきた通り、「すでに見えているものを、見えなかったことにはできない」というのが、私の性質です。

それを存分に活かしながら、さまざまな観点から、より抜本的な改革の方法や方向性を探っていきたいと感じました。


 4. まとめ

議会を、もっと強く、もっとしなやかに、もっと開かれたものに。


 実は昨晩、主人と息子も参加してくれていました。

子どもに「ママはお仕事を頑張るから、家で待っていてね」と伝えたところ、まさかの「どうしても行って、ママの仕事を見たい」という返答。

「〇〇くんには分からない話だよ」「楽しくないよ」「ずっと黙って座っていないといけないよ」と何度伝えても、「大丈夫、行く」の一点張りでした。

主人も「行ってみたい」と言ってくれていたので、私は準備へ向かい、最終判断は主人に任せました。


 結果、2人で私が立っていた受付に現れ、その後帰宅することもなく、5歳になったばかりの息子は、約2時間、何もせずに椅子に座り続けるという快挙を成し遂げました(涙)。

同僚議員の方々も、「息子さん、本当に偉かったね」と終了後に声をかけてくださいました。


母の私が一番驚きましたが、その時間帯に子どもをそのような場に参加させることの是非はあると思います。

それでも、(完全に私事で申し訳ありませんが)「彼に残す真鶴町が、本当に良い町であってほしい」と、改めて強く感じる夜になりました。


 帰宅後は21時半頃に、家族全員で夕飯。(しっかり用意して出たのに、食べずに来てくれたそうです。というわけで、母の素質としては、やはり底辺です…。) 

その後、色々な話をする中で、主人がふと

「俺も発言しても良かったのかな。議員さんは頑張ってるよって。まさか、こんなに毎日、24時間考えて働いているなんて考えもしなかったよ、って伝えたかった」と言ってくれました。

 普段の私の、表に出ない仕事や、何を考えどう動いているのかを一番近くで見ているのは主人です。

その主人がそんなふうに感じてくれていたことを、昨日初めて知り、とてもありがたく思いました。


 私は、町の方にすべての仕事を知って欲しい・評価してほしいとは思っていません。

議員それぞれにも仕事の仕方がありますし、もしかしたら私自身が、時間の使い方があまり上手ではないだけで、やたらと長時間を議員としての仕事に費やすことになっているのかもしれません。


 町議会議員の仕事の結果は、町がどう良くなったかで判断されるべきものです。

そしてそれは個人ではなく、議会全体としての評価になるはずです。

 個人個人の努力の結果として、「真鶴町議会は、しっかり働いている」と感じていただける日が来ることを、心から願っています。



 さて、今日明日(今週の残り)は、事務作業と打ち合わせが続くことになりそうです。

気がつけば、週に3〜4日は真鶴町役場か議会事務局にいる気がします。


 お伝えできる範囲で言うと、 

・広報広聴委員会で自治体掲示板に貼った議会報告会チラシの回収(今日行けなかった場所の残り)

・港湾計画と併せて、現在の港湾エリア使用状況の確認を依頼した件の確認(分かりづらいですね)

・新たな課題に向き合うための組織設置の準備(よりわかりずらい。苦笑)

・個人の機関紙の訂正箇所の調整

・次号の議会だより原稿の準備(まだまだ初期段階。水道についての特集をまとめてます。)

・町民の方々にご連絡をお約束していた懸案事項への連絡や訪問

などなど…。金曜までに間に合うのか!?



 ところで我が家では、今日から息子と「8時には寝ようキャンペーン」を始めました。

午後8時になったら、何も持たずに寝室へ行く、という約束です。

普段はともすれば0時近くまで元気に遊んでいる男児なので、いかにショートスリーパーとはいえ、朝が本当に苦手。5歳でこれはまずい!と、母も本気を出します。寝室にはおもちゃも動画もなし!

初日の今日はかなり上手くいって、21時には吐息をたてはじめました。

(眠くないところからの寝かしつけが1時間で終わるなんて、こちらも我が家としては快挙です!笑)


 今後は寝かしつけが終わってから家事とブログ更新、という流れになる日も増えると思います。

その場合は、通知が翌日日中に届くよう気をつけますので、ご理解いただけると嬉しいです。 


ここ数日全く写真を撮っていなかったので、懐かしい写真を一枚。

息子が0歳の時、都内での仕事に付き合ってもらった時のものです。

本当に大きくなったなぁ。。


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真鶴町議会議員の堀あんな が、 親しい人に手紙を綴るように 真っ直ぐに今の '自分' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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