【9月議会閉会・百条委員会の調査を終えて】2026/9/18(金)記録

本日、9月議会定例会が閉会しました。

本日の本会議はこちら

https://www.youtube.com/live/ZliGGkLWkYU?si=bOrA7TAzTY8gpfrb

[先日書いた請願審査]


先日ブログに書いた請願については、本日の本会議で「採択」となりました。

最終判断まで、制度と自分自身の考えに従って、今の私にできると思うことは全てやったつもりです。

少数意見報告も認められ、同じく不採択と考えた同僚議員の討論からも、大きな力をいただきました。


その上で、最終的には私の立場は多数にはなりませんでした。

議会の意思として請願が採択された今、今後どのように対応するのかは執行部の判断へ移ります。


議会としてその後をどう確認していくのかも、引き続き大切だと考えています。


[9月議会でのみ審議される決算審査]


前半で質疑は全て終えていましたが、本日の採決をもって終了し、決算認定議案はすべて認定となりました。


[真鶴町におけるハラスメント疑い事案調査特別委員会の報告と廃止]


いわゆる百条委員会の調査結果が、本会議で報告されました。


報告書では、町長の言動3件をパワーハラスメントと認定し、そのほか、パワーハラスメントの認定には至らないものの不適切とされた行為についての整理もしています。


本日の報告をもって委員会としての調査を終え、百条委員会は廃止となりました。


今後は、今回の調査で明らかになった課題を踏まえ、特別職を含め、行為者の立場を問わずハラスメントを防止し、適切に対応できる仕組みづくりへつなげていくことが重要になります。


この調査は、議会議員10名のうち5名の委員によって進められ、議長、議会事務局、そして法的な助言をいただいた弁護士の力も借りながら、長期間にわたって行われました。


改めて、議会からの求めに応じてアンケートに回答してくださった皆さま、聞き取りや証言に協力してくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。


ハラスメントという性質上、声を上げること自体に大きな葛藤があった方もいらっしゃったと思います。


委員会では、証言や提出された資料等を一つひとつ確認し、個人の特定や二次被害に十分配慮しながら、公表可能な範囲で事実関係を整理し、報告書としてまとめました。

報告書は町ホームページで公表されています。


私がここで内容を一つひとつ解説するのではなく、ぜひ報告書そのものを読んでいただき、皆さま自身で受け止め、考えていただきたいと思っています。


真鶴町におけるハラスメント疑い事案調査特別委員会 調査報告書

https://www.town.manazuru.kanagawa.jp/material/files/group/38/new_final_report_100.pdf



私にとって百条委員会の終了は、9か月間続いた調査の一つの大きな区切りでもあります。

ただし、「今日で全てが終わった」という意味ではありません。


当事者の方々の尊厳や秘密を守ること。

町民の皆さまへの説明責任を果たすこと。

そして、今回の調査を今後の職場環境の改善につなげること。

その責任は、これからも続いていくものだと思っています。


調査の多くの部分は秘密会で行われました。

そこで知り得たことについて、私は今後も秘密を守ります。


公表すべきことと、秘密として守らなければならないこと、

その境界をどこに置くのか。

当事者を守りながら、議会としてどこまで説明責任を果たすのか。

この9か月間、最後まで考え続けてきたことの一つでした。


だからこそ、調査内容そのものについて、報告書に書かれている以上のことを私個人から申し上げるつもりはありません。


ただ一つ言えるのは、大好きな真鶴町の未来を考え続けた9か月だった、ということです。



そして、どうしても残しておきたいことがあります。

一緒に調査にあたった委員の皆さん、議長、議会事務局、そして支えてくださった皆さんへの感謝です。


意見や経験、物事の捉え方はそれぞれ違います。

実際、委員会の中でも私の意見が通ったことも、通らなかったこともあります。


それでも、

「間違いのないように」

「これ以上傷つく人を増やさないように」

「この調査を町の職場環境の改善につなげるために」という思いを持ちながら、

それぞれが真剣に事実と向き合ってきた9か月だったと、私は受け止めています。


認定をする側も、人です。

少なくとも私がこの9か月間で感じたのは、誰かを裁くことを目的として、この調査に臨んでいた委員はいなかったということです。


それでも、議会に与えられた責任として、向き合うことに痛みを覚える事実や、聞くことが苦しい証言も含め、一つひとつ確認し、判断しなければならない。


私にとっても、本当に重い時間でした。



今、改めて願っていることがあります。


職員の皆さんが、心から「真鶴町で働いていてよかった」と思える職場になってほしい、ということです。


これまでもお伝えして来た通り、今回の百条委員会は、誰かを断罪するために設置されたものではありません。

事実関係を調査し、問題があればそれを認め、原因を考え、同じことを繰り返さないための改善につなげる。

私は、そのための調査だったと考えています。


ハラスメントを個人対個人の問題だけで終わらせてはいけません。


相談しやすい仕組みがあるか。

問題が起きた時に、組織として早く気づき、止めることができるか。

行為者がどのような立場の人であっても、公平に調査できるか。

声を上げた人が、その後不利益を受けることなく守られるか。


今回の報告書で問われているのは、こうした「組織としての仕組み」でもあると思っています。



最後に、町長について。


今回、百条委員会は3件のパワーハラスメントを認定しました。

町長自身も報告を受けて、その内容を重く受け止める旨を表明しています。

一方で、一部の認定については異なる見解も示されています。


私は今回の報告を、誰か一人を責めて終わるものにはしたくありません。

同時に、認定された事実を曖昧にすることもあってはならないと思っています。


必要なのは、今回明らかになった課題を受け止め、具体的に行動を変え、そして個人だけに頼るのではなく、組織として同じ問題を繰り返さない仕組みをつくることです。


町長を含め、職員、議会、それぞれが自分の立場でできる改善を積み重ねる。

その先に、より良い町政運営があることを切に願っています。


[明日からの私]


百条委員として関わった9か月間への責任と、協力してくださった皆さまへの感謝を忘れず、明日からも変わらず「より良い真鶴町」のために働きます。


同僚議員と、こんな話をすることがあります。


「採択しても、不採択にしても、つまりどんな判断をしても、どこかからは批判される。それでも頑張れるのは、真鶴町だからだよね」


「政治家になりたかった」からでも、

「権力を持ちたかった」からでも、

「自分の思い通りにしたかった」からでもなく。

ただただ真鶴町が大好きな人たちに囲まれて活動できていることに心から感謝しています。


「もっと良くしたい」

「大好きな真鶴町を守り、育てたい」

その思いは、今日も、これからも変わりません。


明日からも、やるべき仕事を一つずつ、しっかりやっていきます。

堀あんなからの手紙 -WEB-

真鶴町議会議員の堀あんな が、 親しい人に手紙を綴るように 真っ直ぐに今の '自分' と '真鶴町に願うこと' を届けます。

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