信じられない事に、合格の通知をいただきました。

以前、「Facebook投稿に、大きな反響をいただきました」という投稿で少しだけお伝えした政治塾から、最終選考を通過したというご連絡をいただきました。


 合格した私が、一番驚いています。 

/何の脈略もなく、昨晩の我が家の夕飯、唐揚げです。家族が大好きなので定期的に作ります。(私は実はお肉はちょっと苦手)  本当に普通のお母さんです。苦笑


 小さな港町、'真鶴町'に移り住み、この町がますます大好きになり、ただ幸せに地域の方々と共生していきたかっただけの私。 

その私が町を知れば知るほど町の未来に不安を感じ、政治を志した時、心底感じたのが「圧倒的な勉強不足」でした。


 人によっては何年も、何十年も、全身全霊をかけて勉強してきた分野に、ただ「変化を望んでいる」というだけの理由で、何者でもない人間が意見する。

それは余りにもその世界の方々に失礼だろう、と、猛烈に勉強をはじめました。 


 本当に初歩の初歩、まずは、議会用語から。 

(こちらも以前のブログ「新年度の始まり! '町' と '私' の方向性について。」で書かせていただきました) 

 そして政党や派閥とは実際のところ何なのか、国の歴史、県の歴史、町の歴史…

まだまだ勉強不足ではありますが、財務の状況の見方から資料をご提供いただく方法まで、全てにおいて「なぜそうなっているのか?」「どうしたら欲しい情報や考えに辿り着けるのか?」を考える毎日となりました。

(私は無所属、無派閥、無会派、あえて言うなら人類みな兄弟派です)


 そんな中で、政治を学ぶには最高峰のはず!とエントリーさせていただいた政治塾でした。


 約半年に渡る都内での講義費用や交通宿泊費、その他諸経費は全て開塾している育英財団持ちという時点で、本当に今の日本を変えようとしている人間を募っている塾なのだと理解できましたが、最終的に入塾が叶うのは全国から20名のみ。 

 講師は圧倒的な実績をお持ちの方々だということで、職業や(政治家の場合は)所属政党や支持派閥に拘らずお呼びになるということです。


 塾生への応募条件は、ざっくり言うと「志があること」のみ。 

(その応募条件を理解し真意を読み解き、エントリーシートを作成するだけでも、頭がパンクしそうでした。) 


 合格の通知と共にご案内いただいた、第一回の講師の方は、

・世界を股にかけるジャーナリストの方

・国民の誰も知らない人は居ないだろうという現職国会議員で党首の方

でした。 

 元々考え方に共感が持てる部分が多い方々だったので、今からお話を伺うのが楽しみではありますが、きっとその場に私のような普通のお母さんは、他にはいないのでしょう。 

政治に明るく、真に国民のためになる政治を考えてきた方々ばかりなのでしょう。


 合格させていただいたからには、ここから半年間の会期中、とにかく無我夢中で学んで少しでも多くのものを真鶴町に持ち帰り、政治活動に活かしていきたいと思っています。


 思ってはいますが…


 実は、最終選考の面接を終えた直後の私は、かなり落ち込んでいました。 

 「やっぱり場違いだった」 

「私はあまりに何も知らない」 

「エントリーするなんてそもそも無謀だった」 

そんな思いが頭の中をグルグルと回っていました。 


 幸運にも最終選考までたどり着いた私が、国を動さんとする方々を前に話せたこと(しかも独特な空気感と極度の緊張感の中で「確かに話した」と覚えている事…苦笑)といえば、 

「ただただ真鶴町が好きで、本当に良い町で、課題は多いけど、とにかく素敵な町なんです!」 「⬜︎⬜︎を〇〇に変えれば、必ず良くなるんです!」

という事ばかりだったからです。


 当然ですが、育英財団がそこまでして都内で開催される政治塾は、「国政をよりよくするには」がテーマです。

そんな場で、 「真鶴愛ばかり語ってしまったー!」 「それだけで持ち時間の15分が終わってしまったー!」と、もはや、何の期待もなく、落ち込むだけ落ち込みました。


 それでも、1時間後の別の予定までに頭を切り替えなければ!と、 

「ここまで来れただけで、応援してくれた方とご縁に感謝だ」 

「私自身が、いかに真鶴町が好きなのか良くわかった」

 「今の私の全力だった」

 「とにかくよくやった!帰って真鶴で頑張ろう!」 

と、半ば無理やりに自分を落ちつかせたのでした。


 このブログを書きながら考えてみても、やはりなぜ合格できたのかはわかりません。 

 (沢山の面接官の方がいらっしゃる中で真鶴愛ばかり語ってしまったものの、)お一人お一人の目をしっかり見てお話させていただいたのが良かったのかな?ずっと笑顔だったからかな? くらいの事しか思いつきません。


 答えがわかる時が来るのかはわかりませんが、とにかく私は講義へのチケットを手に入れました。


 本当に本当に、ありがたい事です。


 カラカラに乾いたスポンジのように、ご提供いただける情報を五感でぜーんぶ吸い込んでこれるように、まずは第一講義までの課題図書を熟読したいと思います。


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